2016年05月25日

今年も開催!研究問題ワークショップ「本音で語る」;今年は生命操作

 節目を超えて、今年で 11 回目を迎える、日本の科学コミュニケーションの祭典兼総合見本市、サイエンスアゴラ
 今年も、その企画公募の時期が佳境を迎えています。

 今年のテーマは、生命操作にしました。
 ただ、その話の展開において、ある隠しテーマが2つあります。

 現段階で決まっている開催要項案(というか公募のエントリー内容)を記しておきます。

サイエンスアゴラ 2016 公募企画
第 11 回研究問題ワークショップ
本音で語る生命操作〜基礎と臨床の距離どうする?〜

・開催日;11/3〜6 のどこか
・会場 ;国際研究交流大学村のどこか
・出展者;横山 雅俊
     榎木 英介(近畿大医・病理医)
     三輪 佳子(フリー・科学ライター)
     #phdjp 科学と社会ワーキンググループ
・ゲスト;これから鋭意交渉

・概要;
 必ずしも難病に限らない病気の治療法や治療薬の開発として画期的なものが、近年幾つか出てきています。その中には iPS 細胞を用いた網膜シートの移植や、アデノシンデアミナーゼ欠損症の遺伝子治療など、高度なものもあります。基盤的な知を生む営みとしての生命科学の基礎研究は、少なからぬ場合において病気の治療法開発を視野に入れていますが、研究成果の積み重ねが治療法として結実するまでの道程は一筋縄でないことの方が普通です。他方で、その病気の治療法に人生の光明を見出している患者や医療従事者の存在も大きく、科学と社会の関係における「役立つ」ことの具体例として確固たる地位を占めています。
 基礎と臨床をつなぐ研究の担い手は、多くの場合、臨床医療方面に過剰な期待を抱かせないよう細心の注意を払っていますが、患者やマスメディア関係者には大きな期待を寄せる向きもあります。そうした中で、最先端の科学技術が「役立つ」ことの難しさを、異なる分脈で受け取る事態が往々にして生じますが、それを我々はどのように乗り越えたら良いのでしょうか?
 最先端の基礎医学の研究を題材として、基礎的な生命科学の研究者、医療のクライアントとしての患者、ELSI(倫理的法的社会的問題)の側面から俯瞰する社会学者の間の対話を通じ、基礎と臨床の距離を直視しながら、基礎医学の研究や臨床医療の開発をしなやかに進めていくには何が必要なのかを、本音で考えます。

・およその内容;
 例年通り、前半がトークセッション、後半がワークセッションの2部構成で考えています。
 前半のトークセッションは、サイエンスカフェの型式で進行します。研究者、患者、社会学者の対話に、来場者との双方向的なコミュニケーションを交えて、それぞれの方々が大切にしていることと向き合いながら、基礎研究の遂行や治療技術の開発及び実践に潜む問題意識の共有を目指します。
 その流れを踏まえて、後半のワークセッションでは、基礎研究や臨床医療の開発及び実践のあるべき姿を探ります。その際に、参加者の気付きやひらめきを重視する手法を用いて、全員参加で問題と向き合います。

 今回も、事前や当日のご協力を、各方面の方々にお願いすることになると思います。
 お知らせをお送りした方々におかれては、どうか宜しくお願い申し上げます。

 今年も、例年以上に有意義な会にして、2次的な波及が発生するように、頑張りたいと思います。
 当日、多くの皆さんとお目にかかれることを、楽しみにしています。
posted by stsfwgjp at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学・技術・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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